HERO’S HOUSE2で、日本からいらした歯科医師&歯科助手による歯磨き教室を開催していただきました!

今回ご指導いただきました川邊先生は、以前火災地区でも歯磨き教室(詳しくはこちらをご覧ください)を開催してくださいました。

歯磨き教室

歯磨き教室では、初めに歯磨きの重要性について、英語でのスライドプレゼンテーションをしていただきました。子どもたちは初めて目にする、歯や顎の詳しい構造に興味津々で聞き入っていました。歯肉炎などの病気にかかった例の写真がスライド上に出たときには、心配そうな面持ちで隣の子に確認している場面が見られました。同席していたフィリピン人スタッフもついつい、携帯で自分の口内を念入りに確認していました。

プレゼンテーションの後は実際にみんなで歯磨きをしました。普段は1分程度で終わってしまう歯磨きですが、今回は歯の汚れが赤く染まる特別な薬を使用して歯磨きをしたため、いつもより念入りに10分以上磨き続ける子どももいました。この薬を使うことによって、普段の歯磨きがいかに十分でないかを「目に見えて」感じることができたようです。

 
<子どもたちのために分かりやすいスライドをご準備いただきました>  <初めての感覚に顔をしかめる子どもたち>

DAREDEMO KIDSの歯の健康状態

私たちの団体は食後に歯磨きをするようにしていますが、まだまだ上手に歯磨きのできない子どももいます。私たちの指導の甲斐もあり、家でもしっかりと歯磨きをしているようなのですが、よくよく話を聞くと歯磨きをした後にチョコレートを食べて寝てしまうこともあるようで、まだまだ改善しなければいけない点がたくさんあります。
貧困層のなかでは、日本では見かけないようなひどい虫歯を抱えている子どもも多く、DAREDEMO KIDSの中にも大きな虫歯がある子どももいます。虫歯の痛みを抱えていては、勉強に集中することはできません。

この歯磨き教室を通して、子どもたちは改めて歯磨きと歯の健康の重要性を学んでくれたと思います。

さまざまな発見

そんな歯磨き教室でしたが、面白い発見や光景がたくさんありました。まず歯の生え方による年齢判断は、フィリピンも日本も同じ基準でできるということです。口内を見ただけで年齢を当てていく歯科医師さんに、子どもたちもとても驚いていました。
次に、子どもたちがデンタルクロスをとても気に入っていたことです。なぜそんなに喜んで使いたがるのか不思議だったのですが、なんと!ミント味のデンタルフロスをキャンディーのようにを舐めていたのです!子どもたちには改めてデンタルフロスの正しい使い方を指導しました。
また最後には、いただいた歯ブラシを熱湯消毒といって(飲める温度のお湯ですが)きれいに洗って大切にもって帰っていました。

物を大切にする心も歯磨きの大切さも忘れずに持ち続けて、しっかりと身に着けていってほしいです。