ココナッツと並ぶフィリピンの名産品といえばバナナ。今回はローカルなバナナスイーツをご紹介します!
フィリピンスイーツに使われるバナナ
ここフィリピンにはたくさんのバナナの種類があります。その中でもバナナスイーツを作る際に使われるのがサバという種類のバナナです。
日本ではなかなか見られない種類ですが、フィリピンでは最も活用法が多いと言われるほどたくさんの料理やおやつに使われます。写真からわかるように一般的に私たちが知っているバナナよりも丈が短く、寸胴な形が特徴的です。そのままでも食べらますが、渋みが強いため調理用として使われることがほとんどです。
勝手に決定!美味しいバナナスイーツベスト3!
バナナキュー(BANANA CUE)
油でバナナをあげた後、表面をブラウンシュガーでカラメルのようにコーティングしたもの。あげている途中に砂糖をまぶすこともあります。だいたいのものは割り箸のような棒にふたつ刺さって10ペソ(約21円)ほどで購入可能です。
ちなみにキュー(CUE)とはバーベキューのキューからとったもので、似たような名前のものにカモテキューというものがあります。こちらはバナナの代わりにさつまいもを串刺しにしてあげたものです。(なぜ揚げているのにバーベキューから名前が来ているのかは謎です、、、)
トゥロン(TURON)
一言で言い表すのならばバナナの春巻き。一般的にはバナナとジャックフルーツという南国の果物をルンピアと呼ばれる皮で包んであげたもの。中は甘いのですが、外の皮がしょっぱいのがトゥロンの特徴です。
スーパーのイートインコーナーで売られていることが多く、今回取材したSAVEMOREというスーパーでは15ペソ(約32ペソ)で購入できました。この値段でこの大きさはかなりお得ですが、屋台で買うと8ペソ(約17円)で購入できます。
どこで手にはいる?
トゥロンは上記の通りスーパーやデパートでもよく見られますが、ほとんどの場合はローカルな屋台で売られています。時には学校の教室に売り子さんが売りに来ることも。また、値段ももちろんこういったところで購入する方がお得です。
場所によって味が違うので食べ比べて見ても面白いかもしれません。ぜひ、試して見てくださいね!