フィリピンの伝統的な食事方法にブードルファイト(Boodle Fight)というものがあります。ブードルファイトの最大の目的は一緒にご飯を食べた人と仲良くなることなのです!

ブードルファイトとは・・・

ブードルファイトはフィリピン陸軍士官学校で始まった食べ方といわれています。まず、準備として数々の料理をバナナの葉の上に盛り付けます。BBQをはじめとするフィリピン料理の数々やフルーツなどを山盛りにするのがフィリピン流です。そして、あとは手づかみで食べるだけ!ここがブードルファイトのPOINTともいうべき部分です。慣れてくるとスプーンとフォークで食べるよりも、手づかみで食べるほうがおいしく感じられてきます。

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今では、お祝いなどの特別な場での食事としてブードルファイトが行われる傾向があります。ちなみに、フィリピンのレストランでは5~7人前で1200~1600ペソ(約2700~3500円)と、一人当たり200ペソ(500円)程度で食べられます。

みんな仲良く

先日、現地の私立の学校で文化交流会を開催した際に、日本の高校生にブードルファイトの体験をしていただきました。ブードルファイトがスタートすると、はじめは恐々と手づかみで食事をしていたゲストの方々も、フィリピン人の子どもたちがパクパクとおいしそうに食べているのを見て、徐々に慣れていったようです。最後はみんな笑顔で食事を終え、仲良く午後のアクティビティーに移ることができました。

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ブードルファイトでなぜ仲良くなれるのかについては、本来の意味から見れば誤用ですが「同じ釜の飯を食った仲間」になれるからだと思います。正確に表すならば「同じバナナの葉の上の飯を食った仲間」でしょうか。一緒にご飯を食べることで仲良くなることができる一番の理由は、食事をしながら様々なことを話すためであるとされています。また、日本人にとってはなじみのない料理もブードルファイトの料理にはしばしば含まれます。「この料理は何?」「どうやって食べるの?」などと会話をしているうちに仲良くなっていきます。

異文化に触れ、良さに気づく

ブードルファイトを通して、日本とフィリピンの食文化の違いを知ることができます。味や食事用品、そして食べ方など学ぶことはたくさんあります。また、それぞれに良さがあり、異文化を知ることでその良さに気づくことができます。フィリピンにお越しの際には、仲良くなりたい人たちとブードルファイトに挑戦し、さらなる日本との違いや良さを見つけてみてはいかがでしょうか?