国を愛し、家族を愛し、自分を愛するフィリピン人。6月12日はフィリピン独立記念日です。愛国心の強いフィリピンでは国を挙げてこの日をお祝いします。
愛国心
フィリピン人は、非常に愛国心が強い国民です。それは学校教育でも徹底されており、毎週国旗掲揚の日があり、国歌は毎日歌います。自国の国旗や国歌を心から誇りに思っており、それは大人から子供まで徹底されています。そのため、日本人があまり国歌を歌わないというと、フィリピン人はとても驚きます。
家族愛
フィリピン人は、愛国心に続き家族愛も非常に強いです。子どもたちの将来の夢を聞くと、多くの子どもたちが
「将来家族を助けるために〇〇になりたい」
「家族のために家を建ててあげたい」
など、将来の夢と家族を助けることが直結しています。
また、日本では成人男性が「私はお母さんが大好きです」ということは恥ずかしいと思う人がいるかもしれません。しかし、フィリピンでは男性がお母さんを大事に思い「I LOVE my mama」と堂々と言える雰囲気があります。
また、キリスト教の教えでもありますが、日曜日は基本的に家族で過ごす日です。教会に行き、一緒に食事をしておしゃべりをして一日を過ごします。家族みんなで食事をして、同じ布団で寝ることも多いです。そのため、家族の絆は自然と深まっていきます。
自己愛
そして最後に、フィリピン人は自分自身を非常に愛しています。自分を愛しているというと、日本語でナルシストというネガティブなイメージがあるかもしれませんが、そうではなく自己肯定感が高いということです。
一般的に小さなころから、たくさんの家族に愛されて育つことが多く、文化的に学校などでも人前で怒られることは少ないです。そのためどんな状況でもポジティブに前向きに生きていけるのだと思います。
番外編
独立記念日とは話がそれますが、フィリピン人の自己愛がとある行動で見ることができます。それが「自撮り(セルフィー)」です。フィリピン人は、とにかくどこでも自撮りをします。日本であれば、女子高生などがよく自撮りをしている姿を見ますが、フィリピン人は老若男女問わず自撮りが大好きです。そして、お気に入りの写真をフェイスブックに投稿し、最高の一枚を自分の携帯電話の待ち受けにします。日本では携帯電話の待ち受け画像がセルフィーというのはなかなか珍しいですが、ここフィリピンでは当たり前です。
このように、
フィリピンは自分を愛し、家族を愛し、国を愛する「愛」に包まれた国です。
▶フィリピン独立記念日の詳細についてはこちらをご覧ください「フィリピン独立記念日」