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DAREDEMO KIDS 学校での様子 Vol.1「タランバン高校」

DAREDEMO KIDS 学校での様子 Vol.1「タランバン高校」
公開日: 更新日:

DAREDEMO KIDS達の学校での様子を見るために、タランバン高校のGrade9(日本の中学3年生)の授業見学へ行ってきました。

1時間目は数学です

まずは、√を使った計算。指名された生徒が宿題を黒板に書いて答え合わせをするという、日本でも見慣れたスタイルです。そして、なぜか私も一問担当することに・・・。解法自体は理解したものの、それを英語で説明するのは難しいので、すかさずKristineに助けを求めました。一瞬「なんで私なの?!」という表情を見せつつも、彼女は期待に応え、はきはきと説明してくれました。

先生になることを目指しているGraceも笑顔で分りやすく説明しました。
見学している私のことを気遣って、休憩時間には何度も声をかけてくれました。

私自身が数学を苦手にしていることもありますが、「なかなか難しい問題をやっているなあ」という印象を受けました。日本では目にしたことのないような問題も出てきました。

次は英語の授業

Michaelがみんなの前で発表をしました。途中、演技を入れてクラスメートや先生を笑わせながら進めていきました。HERO’S HOUSEでは、シャイで大人しい男の子という印象があるMichaelですが、教室では違った一面も見せてくれました。

スナックタイム

スナックタイム(おやつ休憩)では、子ども達が売店に連れて行ってくれました。
*Merienda(ミリエンダ)と呼ばれるフィリピンのスナックタイムについてはこちらをご覧ください。

子ども達は、「何を食べたい?」と私に聞いて、お勧めのお菓子を紹介してくれました。15歳でこれだけのホスピタリティを備えている子ども達に感心してしまいます。年齢にしたら私よりひと回り以上も下の子ども達ですが、彼らの人間性や人との接し方には素晴らしいものがあると感じました。

今回訪れたクラスは、サイエンスクラスという特進クラスであり、生徒が真面目でとても良い雰囲気で授業をしていました。
その中でも、DAREDEMO KIDSの3人は学習に対して積極的であり、グループワークでもリーダーシップを発揮する子ども達であることが見て取れました。そして何より、沢山の友達と楽しそうに学校生活を送っていました。

今回の見学を通して、DAREDEMO KIDSにとって学校が本当に大切な場所であるということを実感しました。
子どもたちにとって、学校で学べることは当たり前のことではありません。お金がなければ学校にすら行くことのできないこの国で、学べることに心から感謝し、楽しんでいるように見えました。

今後、インターンSHIROが子どもたちの通う学校を訪問し、それぞれの様子や特色をお伝えしていきます!

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月1000円でラーニングセンターに通う子ども一人の1か月分の軽食を提供や、30人の子どもたちに炊出しができます。