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新しい自分の発見~GWスタディーツアー体験談~

新しい自分の発見~GWスタディーツアー体験談~
公開日: 更新日:

DAREDEMO HEROでは定期的に宿泊型のスタディーツアーを開催しています。今回はGWスタディーツアーの体験談をご紹介します。

★DAREDEMO HEROスタディーツアーの特徴★
【少人数制】
限定10名様での開催のため、それぞれの語学力、特技を活かした活動を行っていただくことができます。
【参加者みんなで共同生活】
日々の食事作りや、食事の後の語らいなど、共に過ごす時間が長いため、互いの絆がより深まります。
【日本人スタッフが常時引率】
ツアー開催中は日本人スタッフ、日本人インターンが常に活動に同行します。
【毎日の振り返り】
1日の終わりに毎日、参加者とスタッフでその日の感想、感じたことを共有します。
【自分たちで考えて実行するオリジナルプラン】
滞在中に見つけた課題を、参加者同士で話し合い、自分たちにできる活動を実行していただきます。
【安心の込々料金】
ツアー費用には3食費、飲み物、活動中の移動代、活動に必要なすべての料金が含まれています。

GWスタディーツアー

期間:2019年4月27日~5月3日
参加人数:6名

森渚紗
「現地での活動でしか分からないこと」

学校の授業や今まで日本でしてきた活動が、自分でできることが何かということは、実際に現地に行ってみなければわからないなあと思い、このツアーに参加しました。一番思ったことは、一人の人間が一週間のボランティアに参加したところで、問題を解決することはできないということです。たくさんの貧困地区を見て回って、一か所だけ重点的に支援しても、ほかの多くの場所の状況は全く変わらないと思いました。貧困層の人々は昔から同じ暮らしをしてきたんだと思います。それが外国から来た人やその行動によって、今のような状況になってしまったのなら、その人たちが責任を取って根本から改善していかなければなりません。
私は今まだフィリピンの歴史をすべて知り尽くしたり、貧困問題の改善の方法を知っているわけではありません。今回のことを勉強に生かして、将来少しでもこのようなことに貢献出来たらなあと思います。

内田さら
「自分が生まれ育ったこの国を改めて知ることができました」

観光では行けないような場所に行けて、フィリピンがどんな国なのか改めて知ることができました。様々な環境に住んでいる子どもたちと交流したことで、幸せはお金じゃないなと思いました。もちろんお金がないとできないことはたくさんあります。その中で、今あるものに満足して笑顔でいれる子どもたちを見て、すごいなあと思いました。
私は、フィリピンから日本に移住してから、自分でアルバイトをしてお金を稼いで、モノに対しての欲が強くなりました。それは個人差はありますが、もし今回出会った子どもたちがお金を稼いだら、私と同じようにならないでほしいなと思いました。自分のためになる、本などに使ってほしいです。お金の価値を知ってほしいです。

今回のツアーでたくさんのことを学ぶことができました。スラム街などをイメージしていましたが、墓地などにも行けてよかったです。どのような活動をしているのか体験することができ、正直予想外のことが多かったです。ボランティアってこんなにも難しいものなんだなあと実感しました。よく考えないと結果が見えてこず、オリジナルプランなどを通じて、計画がうまくいかないなど予想する必要があるのだなあと思いました。全体的に答えは見つかってないけど、いいきっかけになったと思います。そして、自分のためにもなったし、今後の活動に生かせるようにしていきたいです。
1週間ありがとうございました。毎日楽しく過ごすことができました。また機会があれば参加したいです。

鈴木双葉
「当たり前のことに感謝することを教えてくれたツアー」

セブ=リゾートという先入観がこのツアーでがらりと変わった。
パンフレットに乗っているようなリゾートではないセブで、自分がテレビやネットで調べただけではわからないフィリピンの文化や、貧困層の生活を肌で感じられた一週間だった。ツアーに参加する前は、貧困層の人々は、笑顔もなく生活していると思っていたのだが、みんなが楽しそうに暮らしているのを見て、実際に現地に足を運び、自分の目で見る大切さを実感した。
物事の考え方も日本人とは全く違い、フィリピン人は人と比べるという考えがあまりない事も驚きだった。フィリピンは幸せにあふれていると感じた。

オリジナルプランの準備では、感じたことをどのようにな行動に移すか、子どもたちの求めていることは何だろうかなど、考えることが多く大変だった。しかし、たった一つでも何か行動することで、子どもたちにとっては良い影響になっていると、実際にオリジナルプランを通じて感じられた。
また、フィリピンでは多くの人が何をするにでも自分の人生を切り開かなければならない事を知り、なんでもできる環境にいる自分が、どれだけ恵まれているかを実感できた。
私も一つ一つ当たり前だと思っていた事に感謝できるようになりたい。そして、今回のツアーで感じたことをいつまでも忘れないで過ごした行きたい。

板垣健佑
「自分自身が変わることから始まる」

DAREDEMO HEROの活動は、貧困層の子どもたちや、学校にいけない子どもたちに、とても役に立っていると思いました。成績優秀な子が多くてすごいなあと思いました。そして、とてもいい子どもたちでした。このまま続けていってほしいと思いました。
ボランティアは初めての参加でしたが、とてもいい経験になりました。貧困層については、墓地に住んだり、ゴミ山に住んだりと、難しい問題ですが、子どもたちはみんな元気に楽しそうにしていて、うれしかったです。子どもたちはやっぱりかわいいなあと思いました。
マニラ・セブに行って、フィリピンは汚いし、危ないこともあるけど、国民性だったり人々の熱気、活気みたいなものが溢れていて、とても好きな国になりました。
また、子どもたちの前で何かやるときも、何をするか自分たちで考える機会があり、とても楽しかったです。感謝です。ツアーのメンバーとも仲良くなることができました。いろんな人がいて、いい刺激になりました。短期のボランティアで、人を変えることはできませんが、少なくとも自分自身が変わることはできました。日本と比べてどこが悪いとかではなく、日本もフィリピンもそれぞれみんな違ってみんないい人だと思いました。

吉元規恵
「透明な色との出会い」

好きな言葉に「まずい食材はない」というものがあり、元々生まれたときは同じ透明なのに、様々な環境、親などが、透明を黒にでも赤にもできる。食材も人によっておいしくもなるし、いろいろな料理にもなる。色々なことができるチャンスがない環境に生きる、そんな透明な色(フィリピンの子どもたち)に関わることができ、保母さんになりたかった昔を思い出しました。
フィリピン人が今ある環境や物で、幸せを感じるところは素晴らしい事であり、フィリピンが発展しない要因でもあるのかなあと感じました。
「ボランティア」とは、自分でも自己満足だなあと昔考えたことがあり、結局自分を知り、自分にあったところで、自分が好きなことをすることが周りの幸せにもなる。それが少しずつでもつながっていくと思ったので、DAREDEMO HEROの考え方にとても共感しました。お金や政治なども絡み、色々していく中で、諦めなければならないこともあったりしても、その中で答えを見つけ、その時一生懸命にやることが、またつながると改めて思いました。ありがとうございました。

筒井広治
「日本人が忘れている大切なものがフィリピンにはある」

DAREDEMO HEROさんの貧困からの脱却の考え方がとてもしっかりしていると思った。選抜制は、日本人には不公平感を感じるが、あまりに多い貧困層をこの国の人が何とかしていくようにする考え方は、とても共感できます。
フィリピン人の家族を大事にする考え方もよくわかった。日本人が忘れてしまったもののように感じた。兄弟姉妹がみな同じように進学できるように考えるのが日本だが、能力あると認めた子どもに将来稼いでもらうため、資金を集中して進学してもらう。そのかわりに、稼いだら家族に仕送りをする。日本人は「稼いだものを自分のものにしないと損」という考え方が強すぎると思う。家族とか広く社会のために役に立とうと思う気持ちが必要と思う。

墓地での活動は、子どもたちがあんなにYES、NOにこだわってゴミを分けながら、一生懸命集めるとは思わなかった。日本ではクリーン作戦というイベントで行われることが多いが、ゲーム的要素を取り入れることで、街をきれいにする活動も継続すれば一定の効果が出ると思う。ドッチボールは、あれだけの大人数で結構真剣にやったのは、子どもたちもほとんどないのではないかと思った。チームの一体感のようなものを感じ、みんなで力を合わせれば、成し遂げることができるという自信のようなものをつかんだのではないかと思う。そうだったらうれしい。

最後に、子どもたちにおやつを配ってたら、袋やパッケージをすぐに捨てていたのは、やむを得ないと思う。今回はゴミを拾うことをやったが、「捨てない」ということは教えていない。ゴミ拾いゲームのようなことを繰り返していけば、やたらとその辺にゴミを捨てることもなくなるのではないかと感じた。

例)日本では、今、通勤電車は駅のホームで並ぶのが常識である。しかし、昭和30年代まで、我先に乗ろうとする人で押し合いへし合いだったという。電鉄会社の社員が並んでもらう整理に努力したのだ。
これからスタディーツアー参加者の発想でフィリピンの街がよくなっていったらいいと思います。

次回のスタディーツアー

現在、夏のスタディーツアーの開催を予定しております。詳細が決まり次第、HPやFBでお知らせいたします。夏のツアーは非常に人気が高く、先着順となっております。参加をご検討の方は、お早めにご連絡ください。

連絡先:info@daredemohero.com (担当:内山)

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月1000円でラーニングセンターに通う子ども一人の1か月分の軽食を提供や、30人の子どもたちに炊出しができます。