フィリピン人の資産について、衝撃の事実が発表されました!フィリピンの貧富の差についてご報告いたします。

フィリピン人の資産

先月、フィリピンの教育などさまざまな研究をしているIBON Foundationが発表したデータによると、

フィリピンの20人の最も裕福な個人の資産は、最貧の6,200万人よりも多い資産を保有している

ということです。
その最貧の6,200万人の収入は非常に少なく、資産もほぼありません。これがフィリピンの現状なのです。


https://www.ibon.org/philippines-20-richest-own-more-wealth-than-poorest-62-million/

日本国内で資産を1億円以上持つ人は50人に1人※1と言われています。日本の人口から計算すると約250万人もの人が1億円以上保有していることになります。
それに加え、世界中で100万ドル(日本円約1億1000万円)以上の資産を持つ富裕層は280万人で、日本は、1位アメリカ、2位中国に次ぐ3位※2となっており、日本がフィリピンに比べていかに経済的に豊かな国かが分かります。

※1 野村総合研究所(NRI)が2018年に作成した「2017年の純金融資産保有額別世帯数と資産規模についての推計」の調査
※2 2018年10月に発表された「2018年 グローバル・ウェルネス・レポート」

フィリピンの格差の原因

フィリピンで富裕層を形成しているのは、財閥の一族や大地主などです。富裕層に生まれた子どもたちは、その富を引き継ぐことができますが、貧困の家庭に生まれた子どもたちは、生きるために働かなければなりません。そのため、まともに学校へ行くことができない子どもたちもたくさんいます。学校へ行くことができなければ、学歴社会のフィリピンでは高所得の仕事に就くことがでず、貧困のループが続いていってしまうのです。


タオルを売って、お金を稼いでいる子ども

収入と最低日給

フィリピンの平均年収は、約23万ペソ(日本円で約48万円)※3とされています。また、セブの最低日給366ペソ(日本円で約810円)※4です。

その一方で、フィリピンの人口の約15%の人々の年収は108万ペソ(日本円で約225万)で、富裕層は貧困層の最低日給分のランチやディナーを毎日のように食べているのです。

日本では最低時給が一番高い東京で1,013円、一番低い鹿児島で787円、全国平均は901円となっています。※5
日本で1時間働けば、セブ島の最低日給以上稼げるということ
になります。
そのために、海外へ出稼ぎに行く人がとても多く、出稼ぎに行く人たちは、家族を支えるという強い思いがあり、慣れない土地でも必死に働いて、母国に送金をしています。

※3 国家統計局国際労働機関より
※4 National Wages and Productivity Comissonより
※5 厚生労働省より

最後に

私は今、セブで生活していますが、日本では考えられないことばかりで、日々衝撃を受けています。日本も格差社会と言われていますが、ここフィリピンでもたくさんの格差を目の当たりにしました。まずはその格差がどれだけ大きなものなのか、そしてなぜこのような状況が改善されないのかを、今後シリーズで投稿していきたいと思います。