今回は、フィリピン人の新型コロナウィルス感染症が発生してからの行動についてお伝えします。

コミュニティの繋がり

ロックダウンから約1か月が過ぎた現在、多くのフィリピン人が職を失い、収入を失っています。それに伴い、貧困層の生活は日々悪化しています。
そんな状況下でも、セブ市内で餓死が出たというニュースはまだありません。彼らはぎりぎりの生活の中で、親戚や近所の人々と助け合って、どうにか命をつないでいます。

コミュニティや家族、親戚の繋がりが強いからこそ、この状況下でもなんとか生き延びることができているのだと思います。

フィリピン人だからこそ

3月28日のロックダウン開始から、多くのフィリピン人は新型コロナウィルス感染症の拡大防止の為、自宅待機をしています。
しかし、その中で危険を承知の上で、より大変な状況にある人々を助けるために働いているフィリピン人がたくさんいます。

最前線で活動する医療従事者、警察、公務員、さらに人々の食生活を支えるためのスーパーやマーケット、商店のスタッフ、さらにボランティアで活動している一般の人々もいます。

完全隔離が実施されている地区への配給物資を集める場所には、毎日多くの人が訪れ、仕分けや運びだしを手伝っています。男性は重い荷物を車から降ろしたり、運んだりの力作業。女性は降ろされた荷物を各家庭に配るため、小さい袋に仕分ける作業をしています。


左の写真は女性が1個1個各家庭に仕分けしているものです。
右の写真は男性が荷物を運んでいます。

さらに、それぞれの小さなコミュニティーごとに自警団を結成し、自分たちの住むエリアに住民以外が入らないように24時間監視を続けています。自分たちの命は、自分たちで守るという強い意志を感じます。

危険や自らの生活を顧みず、より困っている人のために行動するフィリピン人から、生きる力、お互いを助け合う精神を学んでいます。


ここにいる人は自分たちが住んでいる地区に部外者が入らないよう、ボランティアで活動しています。

フィリピン人の強さ

今回の非常事態で全世界の人が不安や恐怖を抱えています。
フィリピンは医療面も発展しておらず、衛生面も良くありません。毎日新規感染者が発表される中、フィリピン人の新型コロナウィルス感染症に対する不安は、日々増大しています。

フィリピン国内でも行政の対応に対して、不満があります。しかし、ただ不満を漏らすだけではなく、彼ら自身が協力して新型コロナウィルス感染症という見えない敵に立ち向かっています。

事態は日々悪化しています。そんな中でも、みんなで生き抜くために「自分にできること」を実践しているフィリピン人と一緒に、DAREDEMO HEROも私たちにできる支援を継続していきます。