感染者が増え続けているフィリピンですが、政府は「経済活動再開」を試みており、様々な地区で規制を緩和し始めています。

フィリピンが東南アジアで感染者数第2位に

現在、フィリピンは毎日のように3桁から4桁の新規感染者が確認されています。そして、フィリピンのメディアが「フィリピンは現在、シンガポールの感染者数を抜き、東南アジアで2番目に多い感染者数である。」と発表しました。(参照元はこちら

首位はインドネシアで約6万5,000人が感染しており(7月6日時点)、フィリピンは約4万6,000人(7月6日時点)となっています。
感染者数は東南アジアで二番目となっているフィリピンですが、新型コロナウィルス感染症から回復できていない感染者数はフィリピンが約3万3,000人、インドネシアが約3万2,000人と発表されてり、フィリピンが東南アジアでトップとなっています。

海外渡航解禁の発表

以前まで、フィリピン人で出国ができる人々はOFWs(外国出稼ぎ労働者)、留学ビザ所持者、目的地での永住権を持つ人のみが出国することを許されていました。しかし先日、政府は「フィリピン人の海外渡航を許可する」と発表しました。
渡航する人々には、旅行保険や往復チケットの提示、旅行中のリスクを承認するサインが必要など、様々な手続きが必要となります。
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感染者が増え続けている中、このような体制を発表したフィリピン政府に、世論は不安の声をあげています。

また、国内でも、観光業再開に向け、様々な地区が準備を始めています。地元の人々に向けた、リゾートの再開を行う地区もあり、観光再開の判断は地方自治体の首長に委ねられていると発表されております。

ドゥテルテ大統領が警告

このように、経済活動をさらに再開させようとフィリピン政府や地方自治体は活動していますが、フィリピンの大統領であるドゥテルテ氏は演説で「急激な感染者の増加に国の残された資金では、対応することができない。」と発表しました。(参照元はこちら

「経済活動の再開は大事であるが、慎重に行わないといけない。」「フィリピンは未だに第一波の中におり、今のまま感染者が急増、又は第二波が来た場合、それに対処する余裕はない。」と国民に伝え、感染予防を徹底してほしいと呼び掛けています。

そんな中の「海外渡航の許可」。今後、フィリピンの新規感染者がどのようになるのか誰も分からない状況ですが、政府が国の為に最善の政策を実行していることを信じるしかありません。