2020年3月より、フィリピンでは対面授業が全面的に禁止されています。その中で貧困層は学ぶ機会を失っています。そんな彼らに今、必要なもののひとつが「パソコン」です!

オンライン授業の壁

昨年3月のロックダウン開始から、現在に至るまで、子どもたちは学校に行くことができていません。授業の代わりに、子どもたちは「オンライン授業」とプリント配布のみの「モジュラー授業」を選択できます。

「選択ができる」と言っても、実際はパソコンとインターネット環境のある中間層以上の家庭でなければ、オンライン授業を受けることはできません。
その為、国民の大半を占める貧困層は、選択の余地なくモジュラー授業を受けるしかありません。しかし、モジュラー授業を選択していても、先生によってはパソコンを使わなければできない宿題や課題を子どもたちに求めることがあります。

パソコンがなければ、宿題すら提出することができないのです。

Gift

この現実を知っていても、DAREDEMO HEROにはこの問題を解決する糸口がありませんでした。そんなある日、セブの日系企業様から「パソコン38台を寄付したい!」というご連絡を頂きました。

まさに天からの恵みです!早速、各提携バランガイ(役場)に連絡を取り、バランガイホール内に現地の子どもたちのためのコンピューターHUBを設置できるように調整を進めました。

そして、無事5か所のバランガイホールに、コンピューターHUBを設置することができました!

Sangguniang Kabataan(ジュニアリーダー)

このコンピューターHUBの運営は、各バランガイのSK(Sangguniang Kabataan)に任せています。彼らは、各地区のジュニアリーダーです。

地域の問題は、地域の人々によって解決されなければいけません。

私たちにできるのことは、不足している物資の支援や、運営に対するアドバイスです。各地のジュニアリーダーは、コンピューターHUBの運営から、何かを学んでくれることを期待しています。

子どもたちに学びの機会を!

各バランガイで、既に地元も子どもたちがコンピューターを使って、宿題をしたり、資料を作成したりしています。
利用者の管理や、コンピューターの管理は、SKのメンバーが順番に行っています。

お金がなければ、勉強すらできない。

これが今のフィリピンの現状です。しかし、少しずつこの現状を変えていかなければ、貧富の格差は広がる一方です。まずは、1人でも多くの子どもたちに、学び続ける機会を提供することが、今、私たちにできることです。