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日本の高校生がセブの子どもたちに伝えたかったこと・・・

日本の高校生がセブの子どもたちに伝えたかったこと・・・
公開日: 更新日:

DAREDEMO HEROスタディーツアーに参加頂いた日本の高校生が主体となり、子どもたち50人と大運動会が開催されました!

なぜで運動会?

今回大運動会が行われた場所は、過去に避難所として開放され、そのまま今もたくさんの人が生活をしている地区です。

▶運動会を開催した場所についてはこちら
「避難場所にできた貧困地区」

なぜ運動会を企画したのでしょうか。

ツアーに参加した高校生はセブで滞在中、たくさんの地域の人々や子どもたちに聞き取り調査を行いました。そこで、フィリピンと日本のモラルの違い、常識の違いを目の当たりにしました。
高校生は、自分たちがどのようにして、今のモラルを身に付けたか、なぜ日本が世界的にもモラルの高い国として世界的に評価されているかを考えました。そこでひとつ出てきた答えが「スポーツ」でした。高校生の中には、小さなころからスポーツに取り組んできた生徒さんがおり、自分のモラルの起源はスポーツマン精神だと気づきました。そこで、そのスポーツを通じて、セブの子どもたちにも自分の学んできたことを伝えたいと思い、この企画がスタートしました。

さらに、スポーツは言語、国籍の壁を越えます。共通する言語を持たない日本人の高校生が、フィリピン人の貧困層の子どもたちに何かを伝えるとき、スポーツは素晴らしツールだと考えいました。

競技は!?

競技を計画・進行したのはすべて高校生のボランティアさんです!
計画をする中でそれぞれの競技のルール確認、説明方法、準備品など、たくさん悩んで考えました。話し合いの結果、今回行った競技は2つ、パン食い競争リレーです!
競技に移る前に、ラジオ体操で準備をして、応援合戦をして声を出し、いよいよ競技に移ります!

みんなで一緒に準備体操!

パン食い競争では、みんなスタートと同時に猛ダッシュ!ジャンプしてパンに飛びついて、大盛り上がりでした。

リレーでは、高校生も参加した子どもたちも全力で走り切りました。

全員、チームのために最後まで全力で走っている姿はとても輝いていてかっこよかったです!
また、競技には参加していない子どもたちも、率先して運営のお手伝いをしてくれ、みんなで協力して作り上げた運動会になりました。
高校生のボランティアさんも、その場に応じて臨機応変に対応でき、高校生ならではの柔軟な対応で、運動会をさらに盛り上げてくれました。

仲間と協力した運動会

仲間と共に競技に取り組む姿、運動会の運営に協力してくれる子どもたちの様子から、今回の運動会を通して、「スポーツをする上でのマナーを学んでもらいたい」「仲間と協力することの大切さを感じてほしい」という高校生たちの思いを子どもたちは感じてくれていたと思います。

少ない時間のなかで、いちから準備をすることはとても大変なことだったと思います。しかし、子どもたちに伝えたいことを明確に持ち、それに向かって準備を進めて実現したことにより、子どもたちには貴重な学びの時間となりました。そして、企画をした高校生もこの上ない達成感とたくさんの学びを得ることができました。

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