今回はシヌログ速報番外編!グランドファイナルの様子をお届けします!
気合120%のパフォーマンス!グランドファイナル
毎年、シヌログでは街中でのパレードだけでなく、ステージ上でパフォーマンスが行われるグランドファイナルが開催されます。ここでは、コンテストの審査が行われるのでダンサーさんたちの気合が違います!豪華絢爛な衣装、壮大な舞台装置、一糸乱れぬダンス、、、完成度の高いパフォーマンスを見ることができます。
会場までの道のり!
私たちインターン生は午前中に街中で行われるグランドパレードを観てから、グランドファイナルの会場であるスポーツコンプレックスに移動しました。当日会場周辺ではインターネットが使えなかったため、携帯で地図を見ることができません。そのため、パレードルートに沿って会場まで行くことにしました。
残念ながら途中から雨が降り出してしまいましたが、フィリピン定番の屋台フードから、ちょっと変わり種の「ヘビを首にませてくれる」アトラクション(!?)まで、様々なお店が道端を埋め尽くしており、楽しさで雨が降っていることすら忘れてしまうほどでした。
移動中にもまだパレードは行われており、時々ダンサーさんのパフォーマンスや面白い台車なども見れました!さらに、休憩中のダンサーさんと写真を撮るという貴重な経験もでき、会場に行くまでの道のりでもシヌログを満喫できしまた。
ついに会場に到着!
屋台で寄り道をしたり、道に迷ったりしていたら会場につくのに3時間もかかってしまいました。会場であるスポーツコンプレックスは、パレードルートから少し離れたところにあるので、地元の人に何度も場所をきいてやっと到着できました。
会場周辺はどこよりも人でごった返しているので、スリへの注意がさらに必要です。
シヌログの公式サイトにはグランドファイナルは午後5時からスタートすると書いてありました。しかし、午後2時過ぎに会場に到着すると、すでにパフォーマンスは始まっていました。そのため、いい席のチケットはすでに完売しており、会場の端の一番安いチケットしか残っていませんでした。一番安いチケットといっても、なんと!!1,000ペソ(約2,200円)もします。最低賃金が9,000ペソに満たないこの国で、このチケットがいかに高価か分かっていただけるかと思います。
なお、事前にネットで購入することもできますので、いい席でショーをご覧になりたい方は、ネットで事前に購入されることをお勧めします。
それでは、いよいよ会場に潜入です!
豪華絢爛のパフォーマンス!
この日のために練習されたパフォーマンスは本当に完成度が高いものばかりで、シヌログにかける気合の強さをひしひしと感じられました。ストーリー性のあるパフォーマンスが多く、貧困や障害に苦しむシーンから始まり、最後にはサントニーニョの力で救われるというものが定番のようです。ここからも、いかにセブの人々がサントニーニョの奇跡を信じているかを感じました。
そして、あたりが暗くなったころ、お祭りの終わりを盛り上げるように、どんどんパフォーマンスが派手にっていきました。ダンサーさんの数も、衣装の豪華さも、舞台装置の壮大さもけた違いです。私が想像していた以上の豪華絢爛ぶりに本当に驚きました。正統派のパフォーマンスもありましたが、電話会社がスポンサーなのか少し異色な電話とサントニーニョが合体した面白い舞台装置もありました。
また、観客の歓声も大きくなり、会場全体が一体感に包まれました。
まとめ
今回は、2日間にわたり様々なシヌログイベントに参加しましたが、このグランドファイナルは、まさにファイナルにふさわしい素晴らしいものでした!シヌログ期間中は、街中どこに行ってもシヌログの音楽が流れ、人々は「Pit Senor! Viva Sto. Nino!」とサントニーニョを讃えていました。
改めて、フィリピン人の信仰心の強さを感じた2日間でした。
番外編
シヌログではダンスチームに企業のスポンサーがついたり、企業が宣伝のために飾り付けをした山車を作ったりしています。様々な企業がいる中、フィリピンのスーパースターのJolibee君がとてもやる気なさそうに歩いていたのが印象的でした。観客はそんな彼にも大きな歓声を送っていました。