子供たちの中には「将来医者になりたい」という子供たちがたくさんいます。フィリピンの貧困層が医者になるのは不可能でしょうか?

子供たちの知ってる、尊敬できる高収入の職業

DAREDEMO HEROの奨学生を選ぶ際、面接で必ずそれぞれの将来の夢を聞きます。そこで多くの子供たちはこのように答えます。

「医者になりたい」
「学校の先生になりたい」

これは、貧困層の子供たちが知っている「尊敬できる職業」「家族を養うことのできる高収入の仕事」はこの2つしかないからです。DAREDEMO HEROでは、そんな子供たちのために、たくさんの職業を紹介し、本当に自分たちのなりたい職業を考えるように指導しています。そのうえでも「医者になりたい」という子供たちはたくさんいます。理由を聞くと

「父親が癌になり、治療ができないまま死んでしまった」
「自分が病気の時に、薬を買ってもらえず辛い思いをした」

貧困層家庭では、病院に行くどころか、高額のために薬さえ買えないのです。そのため小さいころから身の回りで薬を買うことができずに亡くなった人をたくさん目の当たりにしています。そんな子供たちにとって、病気を治療できる医者は神様のような存在です。

「だから、貧困層でも無料で受診できる病院を作りたい。貧困層でも、必要な治療を受けられるようにしたい」

これが、子供たちの夢です。高い志をもってこの夢の実現に向かっています。

フィリピンで医者になるために必要なもの

日本も同じですが、フィリピンでも医者になるためには、多額の学費がかかります。もちろん高い学力も求められ、これを公立の学校で身につけることは、非常に難しいことです。多くの医大合格者は、親が医者もしくはお金持ちで、小さなころから私立の学校で学んで受験に備えています。

さらに、大学の入試も公立の学校で勉強しただけでは到底合格することができません。日本と同じで、予備校や家庭教師をつけて勉強する必要がありますが、貧困層にそのような余裕はありません。

そういった意味で、貧困層から医者になるのははとんど不可能なのです。

フィリピンで医者になるためには・・・

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フィリピンNo.1メディカルスクール Cebu Institute of Medicine (CIM)

フィリピンで、医者になるためには、高校卒業後8年間の勉強が必要です。

小学校・・・・・・・・・・6年
ジュニアハイスクール・・・4年
シニアハイスクール・・・・2年
大学・・・・・・・・・・・4年(大学の基礎学習+臨床検査学・看護学等を選考)
メディカルスクール・・・・4年(4年制の専門職大学院)

医者になるためには、4つの大きな関門が待ち受けています。

①大学入試・・・メディカルスクールに合格するためのレベルの高い大学に入学する必要があります。また、レベルの高い大学にはメディカルスクールへの奨学金制度がある大学もあります。
②NMAT・・・一般の4年制大学学士号取得と同時に、NMAT(フィリピン医学校入学試験)と言う医学校入学のための統一試験を受験することが入学条件となり、それぞれのメディカルスクールに足切りがあります。
③メディカルスクール入試・・・よりレベルの高いメディカルスクールに入ることが、国家試験合格への道です。
④国家試験・・・フィリピンの医師国家資格の合格率は70%台です。日本と同じで、国家試験を受けるためのスクリーニングがある中で、この合格率は非常に厳しい数字です。

それぞれの学費

大学・・・約20,000円~50,000円/年
メディカルスクール・・・約200,000円/年
レビューセンター・・・約10,000円/月
国家試験を受ける前に、合格者のほとんどが「レビューセンター(日本の予備校)」に通います。

学費以外にも、制服代・交通費・プロジェクト費用など、たくさんの費用が掛かります。
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DAREDEMO HEROでは、子供たちの進学に備え、このような学資貯金を行っています。ただし、お金だけでは子供たちはメディカルスクールに合格することはできません。そのため、独自の医学コース専門家庭教師の確保や、それぞれのレベルに合わせた学習方法の開発に取り組んでいます。

貧困層の希望の光になるように

貧困層=夢を叶えることはできない

これまで、貧困層の中には、このような悲しい固定概念が存在しました。「がんばってもどうせ無駄」そんな空気を、DAREDEMO KIDSが夢を叶えることで、打破できると信じています。

貧困層でもがんばれば医者にでもなれる!!

この当たり前のようで、非常に難しい概念を、フィリピンの貧困層にも浸透させていけるよう、子供たちの夢の実現をサポートしていきます。