本日、28日は旧正月です。フィリピンでは旧正月も大切なイベントの1つです!!
目次
旧正月とは
旧正月とは旧暦のお正月です。日本では新暦のお正月をお祝いしていますが、中国や韓国、シンガポールなどの他のアジアの国では、この旧正月をお祝いしているところもあります。実は、日本も明治6年以前は、旧暦を採用しており、旧正月をお祝いしていました。明治6年に新暦を採用するようになってからは、今と同じお正月をお祝いしています。
フィリピンの中華系の人々
フィリピンの富裕層の多くが中華系です。セブの二大ショッピングモールの1つであるSMモールは、中華系が経営をしています。フィリピンにある多くの大企業も中華系がオーナーである場合が多いです。フィリピンの経済はこれらの中華系の人達によって成り立っていると言っても過言ではないほど、彼らは大きな影響力を持っています。
セブで最も裕福な人々が住むビバリーヒルズという高級住宅地には、お金持ちの中華系の人々が資金を集めて建てた道教寺院(Taoist Temple)があります。
フィリピンはお正月が2回!?
フィリピンでは、日本と同じように新暦のお正月もお祝いしますが、旧正月も祝日となっており、学校や仕事は休みです。中華系の人々は旧正月を盛大にお祝いし、パレードなどが行われる地域もあります。しかし、DAREDEMO KID’Sはいつも通り週末特別授業を行いました。
旧正月への準備は万端!!
ついこの前までは町中がシヌログ祭り(シヌログ祭りの記事はこちら「セブ最大のお祭り「Sinulog」に潜入取材!!」)で盛り上がっていましたが、今週は旧正月に向けて準備が進んでいます。ショッピングモールでは、旧正月用のブースができ、中国で縁起のいい色とされる赤色のものがたくさん並んでいます。ホテルでも、旧正月用の装飾が施してあります。
毎年恒例
旧正月の時期になると、ショッピングモールに干支の占いが書かれたパネルが並びます。その年の運勢やラッキーカラー、ラッキーナンバーなどが書かれています。
番外編
上記で、日本では新暦のお正月をお祝いすると書きましたが、実は日本の中にも旧正月を祝う地域があります。それは、沖縄です!!
沖縄の旧正月
旧正月は伝統行事の1つであり長い歴史があります。そのため、沖縄では一部の地域で現在でも旧正月を祝います。しかし旧正月は祝日ではないので、普段通りに人々は出勤、通学をします。また、新暦の正月とは異なり、期間は1日です。
沖縄の旧正月は一味違う・・・?!
沖縄ではお節を食べる習慣がありません。その代わりに沖縄の郷土料理をお仏壇へお供えし、御先祖様と同じご馳走を家族・親戚勢ぞろいで頂きます。
少し変わった贈り物
多くの人はお正月前に家族や親戚、日頃お世話になっている方へお歳暮を贈ります。その贈り物の中身といえばハムやソーセジが有名です。しかし、沖縄でよく贈るものとえいば、ツナ缶やかつお節、油などです。
日本では現在旧正月を祝う文化はありませんが、他県・他国にはその場所独特の文化や伝統行事があるので比べてみるのも良いかもしれません。また、運が良ければフィリピンで旧正月を祝うことが出来るかも・・・?!
Happy chinese lunar year!!!