日本にはたくさんの温泉があります。日本人にとって温泉は癒しスポットですが、セブにある温泉とはどのようなものなのでしょうか?現在、語学学校で英会話修行中の私KANが、休日に調査してきました!

セブの温泉は「Esoy Hot Spring(イソイ・ホットスプリング)」と呼ばれ、セブ島北部のキャットモンという町にあります。電話での事前予約が必要なため、当日朝にマクタンから予約の電話を入れると、「はい、どうぞー!」という感じで簡単に予約が取れました。セブ市内からは長距離バスを使って約2時間から3時間かかり、セブシティやマクタン島とはまた雰囲気を異にする田舎の風景が広がっています。バスは大通りまでしか行かないため、バスを降りてから、15分ほどハバルハバル(バイクタクシー)を利用する必要があります。ちなみに、私KANの乗った帰りのハバルハバルは、途中でエンジンが故障してしまいました。私の乗るジプニーやハバルハバルはよく故障します。ただ、運が悪いだけなのだと思いたいです。

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セブーキャットモンでエアコン付きバスが片道78ペソ(約160円)でした。

貧困地区を通って温泉に

ハバルハバルで走る道は、山道で舗装が不十分な箇所がいくつもあります。そんな場所にもいくつかの集落があり、子どもたちが道端で遊ぶなどしていました。この道沿いにある集落も貧困地区が多く、セブ市内の貧困地区でしばしばみられる、竹とベニヤ板で壁を作り、トタンで屋根をふいた家がほとんどでした。セブでは貧困地区での大規模火災が起きた際の移転先として、山岳地区が選ばれることが少なくありません。DAREDEMO KIDSの中にもかつて起こった大規模火災による強制移転により、現在も山岳地区に住んでいる子がいます。

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家が山の中に点在しています。

350ペソのそれぞれの価値

Esoy Hot Springはそのような山岳地区の中にあり、350ペソ(約800円)の入場料を払い、まずは近くにある川でシャワートレッキングを行います。350ペソというと、高級レストランでも食事ができるほどの金額ですが、私たち3人以外は、全員がフィリピン人でローカル色の強いスポットでした。このように2時間程度のアクティビティに1人350ペソを気軽に払うことができる層がいる一方、350ペソが一家の数日間の生活費になっているような貧困層もいます。ここでもフィリピンの経済格差を目の当たりにしました。

いよいよアクティビティ開始!

私が行った前日が豪雨だったために、川底の泥が巻き上げられて赤茶色の川でしたが、普段は非常に透明な川だとオーナーのイソイさんから伺いました。川の水位が上がっていたため、温泉が湧き出ており、つかることのできる地点まではたどり着くことができませんでした。そのため、前日や当日が雨でない日に行くことをお勧めします。

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普段は左のようなエメラルドグリーンの川ですが、雨が降ると右のような濁流になってしまいます。

シャワートレッキング後は、いよいよ温泉につかることができました!といっても、今回は洞窟の中で温泉が湧き出ている地点に行って、シャワーのようになっている温泉を浴び、その後人工の湯船につかりました。しっかりと硫黄の香りのする温泉でした。ぬるめの温泉のため、長時間つかることは難しいですが、非常に気持ちよかったです!周囲のフィリピン人は、お湯につかるのも早々に、コテージでBBQをしていました。フィリピン人にとっては癒しのスポットというより、シャワートレッキングがメインのアクティビティスポットのようです。

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神秘的な光景が目の前に

特に洞窟の中から温泉が湧き出ている光景は、非常に神秘的でした。私は、このような光景が現在の日本における温泉に関する信仰にかかわっているように思いました。また、シャワートレッキングも非常にスリリングで楽しかったです。セブシティからであれば、交通費を含めても約700ペソ程度で行くことができます。様々なことを感じられる場所だと思いますので、機会があれば是非、訪れてみてください!