新型コロナウィルス感染症が原因で、様々な施設が停止になっており、学校も休校となっています。今回はフィリピンの学校の現状をお伝えします。(4月18日現在)

あらゆる授業、イベントが中止

例年通りであれば、フィリピンの小学校、高校、シニアハイスクールでは3月末から4月半ばにかけて成績優秀者に対する表彰式が行われ、卒業式も行われます。

シニアハイスクールへの入学試験、大学への入学試験も行われる予定でした。

しかし、今回の新型コロナウィルス感染症の影響により、卒業式は延期、今後の入学試験の対応は未だに発表がありません。

また、フィリピンでは全ての学校が授業を中止していますが、富裕層の人が通うプライベートスクールの中のわずかな学校がオンラインクラスを設けています。

富裕層の人々は家でインターネット環境が整っているため、オンラインクラスを受けることができます。ここでもフィリピンの貧困の格差を実感しました。


フィリピンの教育省からの発表です。

DAREDEMO KIDSの勉強の現状

現在、このような事態ですが、子どもたちの勉強の機会が奪われてはいけません。
学校の授業がなく、宿題なども出されていないので、当団体で教員免許をもったスタッフが作成したワークシートを食料と共に子どもたちに配布しています。


左の写真は小学生のDAREDEMO KIDSが提出した数学のワークシートです。プレゼンができるように分かりやすく、見やすく書くというのが今回の課題内容でした。 右の写真はシニアハイスクールの子どもたちが提出した英語の文章です。6枚の紙一杯に英語で自分の考えを述べています。

子どもたちの中には勉強をしたいが、家で勉強ができないと判断した子もいます。そして、彼らはネット環境があり、印刷機も設備されいるHERO’S HOUSE1に泊まり、勉学に励んでいます。

特にシニアハイスクールの子はオンラインクラスもあり、他の富裕層の生徒が勉強していることから、彼らに負けじと勉強を頑張っています。

彼らの勉強に対する意欲、どんな現状でも今の自分にできることを考え、行動に移す行動力に改めて感動しました。


小学生のジーアもHERO’S HOUSE1で生活をしながら勉強に励んでいます。

フィリピンの未来を担う子どもたち

当団体の子どもたちの中には、今年からシニアハイスクールに進学する子、大学に進学する子もいます。

しかし、入学試験を受ける事もできず、卒業式を見送られた今、彼らの将来がとても不安です。ですが、彼らはこのような事態の中、勉強を諦めず、今を一生懸命に生きています。

将来、もしこのような事態が再び発生した時、この国を支え、貧困の子どもたちに寄り添い、助けることができるのはDAREDEMO KIDSだと信じています。

この先どうなるか分かりませんが、一刻も早く事態が収束し、生徒への対応を発表して欲しいと思います。

対応が発表されましたら、お伝えします。


オンラインクラスを受けているジャネットとジェームスです。ジェームスはHERO’S HOUSE1に泊まり、夜中まで勉強しています。