2026年 春のスタディツアー

2026年 春のスタディツアー
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みなさんこんにちは!

今年の春も、DAREDEMO HEROのスタディツアーが無事に開催されました!

今回は1週間、支援地域での活動や現地の人々との交流を通して、参加者一人ひとりが「学びあう」体験を重ねる充実した時間となりました。

今回のスタディーツアーは計7日間の日程で、以下のスケジュールで行いました。

日程行程
2月24日セブ・マクタン空港集合(スタッフが空港までお迎えに上がります)
2月25日オリエンテーション / 歴史ツアー
2月26日台風による被災地域訪問 / セブ最大のゴミ山で暮らしを見つめる
2月27日墓地/山間部の農家を訪問 農業体験
2月28日奨学生との交流、日本語授業の参加
3月1日課題解決のためのアクション
3月2日Free day アイランドホッピング(希望者のみ)
3月3日帰国日

より深く学ぶためのオリエンテーション

スタディーツアーに参加する目的は人それぞれです。

約1週間という限られた時間の中で、何を感じ、何を学ぶのかは、一人ひとり違います。

ツアーでは、さまざまな場所を訪れ、多くの人の話を聞きます。
一見簡単に思える「知る」ということも、実際には自分の価値観が揺さぶられ、さまざまな感情と向き合うエネルギーが必要なことでもあります。

ただ訪れるだけで終わらせないために、何を学び、何を持ち帰るのかをそれぞれが意識して、スタディーツアーがスタートします。

現地フィールドワークを通して知ったこと

ツアーでは、団体の支援地域である複数の貧困地域や被災地域に訪れました。

実際に自分の目で見て、肌で感じることでしか知りえない、「背景や現実」を知ることが大きな目的です。

訪れたそれぞれの地域では、その地域の住民に話を聞いたり、一緒にアクティビティを行いました。

支援地域の人々の暮らしには、困難や課題がある一方でその土地ならではの価値観や笑顔の理由、未来への希望があります。

交流を通して、単に表面的な部分だけを見たり、「かわいそうだから助けたい」という一方的な気持ちだけでは見えてこない、生きる力や前向きさに触れることができました。

ツアーでは、現地の子どもたちや住民の方々との交流、フィールドワーク、インタビューなどを通じて、物質的な状況だけでなく、そこにある希望や想い、夢の存在に目を向けます。

言語や文化の違いを超えたコミュニケーションを体験することで、笑顔や思いやりの価値を実感することができます。

こうした体験を通して、「当たり前」だと思っていた価値観が揺さぶられ、世界を見つめる視点が大きく広がります。そして、現実の厳しさと希望の両方を知ったうえで、自分にできる“小さな一歩”を考え、行動する力を育むことができます。

自分たちにはいったい何ができるのか

被災地での水路づくりや農業体験など現地での活動を通して、参加者それぞれが「自分にできること」とは何なのかを具体的に考える時間がありました。

単に「何かをしてあげる」という一方的な支援ではなく、互いに学びあう関わりを大切にすることで、子どもたちと参加者の両方が成長できる時間となりました。

農業体験の中で、
「支援とは与えることだけでなく、奪わないことも大切」という学びもありました。
実際に活動を体験してみて、すぐには変えられない現状に直面することもありました。

しかし、だからこそ自分にできる“小さな一歩”を考えることの意味を深く感じる時間となったのです。

スタディーツアーだからこそ得られたもの

私達のスタディーツアーでは、ただ体験するだけでなく、参加者同士で共有し振り返ることによって学びを深めます。

毎日の振り返りや最終日の総振り返り会では、一人ひとりがその日の気づきや感情を言語化し、他の人の視点を知ることで理解がさらに広がりました。

一人でもさまざまな場所を訪れることはできます。

しかし、人と一緒に体験し、感じたことを共有することでしか得られない気づきや学びがあることを、このスタディーツアーでは実感できます。

スタディーツアーを終えて:参加者からの声

1週間にわたるスタディーツアーを終えての参加者からの声を紹介します!
スタディーツアーを通して学んだこと、感じたこと、一番印象に残ったことなどをありのままに語ってもらいました!

思っていた以上に現地の方と関わることができ毎日考えることが多く学びの多い充実した1週間だった。またインターンの方や一緒に参加した仲間ともこんなに仲良くなれると思っていなかったため、みんなでたくさん笑ってたくさん考えて話し合いして活動できたことがとても良い経験になった。このツアーで得た知識や考え方、フィリピンの現状や課題、良いところなどは今後私の将来に大きく影響し、今までと考え方や見方が変わり視野も広がったと感じた。(まゆこ)

ツアーを通して学んだことで一番印象深いのは、数で見える貧困が本当の貧困とは限らないということです。今まではGDPや識字率といったデータで見ることができる貧困ばかり考えていました。しかし、今回のスタディツアーでゴミ山や墓地、けして平均的な家庭といえる場所で育っていなくてもキラキラした笑顔で過ごす人々をみて、彼らの心の豊かさは彼らよりお金を持ってる私たち日本人よりも豊かなのではないかと気づくことができました。数字の貧困と心の貧困、豊かさは繋がっていないということを実際に感じ取ることができました。(みひろ)

1週間を通して感じてたことは、日本では決して見る事のできない世界の裏側は全部知らなきゃいけない事実なんだなって感じさせられた事です。「今幸せなら知らない方がいいよ」とかって日本では言われる事がよくある気がしますが、それじゃだめなんだなって気付かされました。この世の中に知らなくていい事なんて無いし、現実を見るという観点で知れることはちゃんと知った方が良いんだって初めて思えました。フィリピンでの出来事は知る事にすごく勇気がいる出来事ばかりでしたが、私にとって大きな知性になったと思います。(ひなた)

大学生の参加者から学ぶことが本当に大きかった。いろんな国に行き、現地でいろんな生活に触れてきた私は、海外の景色に慣れてしまっていた。初めて見る他国の風景ひとつひとつに驚き、日本との違いに心を動かす大学生に、忘れていた感覚を思い出させてもらった。夜寝る前に何気ないおしゃべりをしつつも、今日の出来事について語り合う貴重な時間が何よりも学びとなった。参加者から新しい視点をもらい、自分一人じゃ気づかけなかった価値観に出会えたことが、スタツアに参加した意味が大きいと感じた。(Y.K)

豪雨の被災地に出向き、2時間ほど道の側溝を作るお手伝いをしました。その後、被害に遭われた方に直接お話を聞きました。共感だけしておきながら、こんなに小さくてちっぽけなことしかできないことが悔しくて情けなくて、形容できない感情を持ったまま家に戻りました。感情を吐露していると、とある人が『あなたが来てくれた。それがすごく大切で嬉しいことなんだよ。ちっともちっぽけなんかじゃないよ』と言ってくれました。その言葉のおかげで、『支援する・支援される』ではなく、お互いがお互いの為にという認識を初めて持つことが出来ました。(M.S)

最後に

フィリピンの現状を目の当たりにし、文化や生活に触れる中で、「知ること」の大切さ、そして自分はどう行動できるのかを考える機会がたくさんありました。実際に自分の目で見て肌で感じたことで初めて生まれる感情や気づきも多く、その一つひとつこそが、このツアーを通して得た特別な学びだと感じます。

現地の人々は笑顔を絶やさず、前向きに日々を生きています。その姿から学んだこと、感じたことを、ただの経験で終わらせず、これからの人生に活かしてほしいと思います。

今回のスタディーツアーで得た学びは、ここで終わるものではありません。現地での体験を通じて考えた“小さな一歩”を、日本でも世界でも行動に変えていくことが、本当の学びの始まりです。

改めて、今回参加してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

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