DAREDEMO HEROでは、受益者の拡大と地域力の向上を目指し、コミュニティー支援を行っています。
DAREDEMO HEROの奨学生に対する教育支援では、貧困問題の根本解決を目指し、未来のリーダーを育成しています。この支援が形となり成果が見えるまでには、長い年月がかかります。
子どもたちの成長を待つ中で、目の前で「今生きること」すら困難な人々をたくさん目の当たりにしてきました。特にコロナ禍で厳しい生活を強いられる貧困層を目の前にし、団体としてできることはないかと考え、DAREDEMO HEROのコミュニティー支援が本格的にスタートしました。
DAREDEMO HEROの緊急支援
疫病や台風、火災など様々な理由により、その日食べるものすらないような状況にさらされた貧困層に対して、命を守るために食事や物資の配布を中心とした緊急支援を行います。
DAREDEMO HEROの緊急支援のゴールは、原因となった災害の前の状態に戻すことです。それ以上の緊急支援を継続することは、受益者が団体に依存してしまう危険性があるため、しっかりとした線引きが必要になります。
DAREDEMO HEROの自立支援
DAREDEMO HEROの自立支援では、貧困層が困難な状況下でも自分たちの力で自立した生活ができるように、正しい選択をするための知識を提供しています。貧困層は、教育を受けていないがばかりに、日々の生活で誤った選択をしてしまい、そのことが原因で健康を損ねたり、貧困から抜け出す機会を失ってしまっています。
物を与えるのではなく、知識を与えるのがDAREDEMO HEROの自立支援です。
▶各事業の詳細はバナーをクリックしてご覧ください。
地域の子どもたちに対する支援
フィリピンではコロナ禍で2年以上対面授業が禁止されました。そんな中、貧困層の子どもたちは学ぶ機会を失い、学ぶ喜びを忘れかけていました。そのため、DAREDEMO HEROでは最貧困地区の子どもたちに、学ぶ機会を提供するためにラーニングセンターを開設しました。
現在対面授業は再開されていますが、子どもたちが学校で分からなかったことを学べる場所として、ラーニングセンターの運営を継続しています。
今後も様々なプロジェクトを通じて、地域力の向上を図り、貧困層が力で貧困から抜け出すための支援を行っていきます。