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日本人がフィリピンに入国する際に必要な条件
日本人は、フィリピンに入国する際のビザは不要となり最大で30日間フィリピンに滞在することができます。入国の際は、以下の条件が必要になります。
- 有効な往復航空券または、第三国へ出国する航空券を所持していること。
- パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上であること。(*1)
観光ビザで入国しても、最大3年まで延長できます。
※「2022年7月最新版 コロナ禍のフィリピン 観光ビザの延長方法!」参照
ちょっと待って!
入国時に1か月以上の滞在を予定しているときはどうすればいいの!?
- 30日以内の航空券を購入して、復路の搭乗日を入国後に変更すればいい?
- それとも捨てチケットを買う方が安い?
※捨てチケット・・・実際には搭乗する予定がなく、フィリピン入国時に見せるためだけのチケット
今回は下記の2つのパターンで、最安値をシュミレーションしてみました。
(フィリピン航空、セブパシフィック、2022年8月25日現在、航空券の最安値)
航空券購入方法徹底比較!
フィリピンに長期で渡航する際、購入方法は3つあります!
- 往復航空券(1か月以内の帰国チケット)を購入し、フィリピン入国後に復路の日程を変更
- 片道航空券(行き帰りそれぞれ)を購入し、フィリピン入国後に復路の日程を変更
- 往復航空券を購入して日程を確定したうえで、1月以内の捨てチケットを購入
滞在が3か月未満の場合
パターン( A ) 2023/02/06 入国 → 2023/04/20 出国 : 滞在日数 74日
フィリピン航空:往復航空券を購入し、フィリピン入国後に復路の日程を変更 ¥122,710 –
セブパシフィック:片道航空券で往復日程確定、1月以内の捨てチケットを購入 ¥107,765 –
滞在が3か月以上1年未満の場合
パターン( B ) 2023/02/06 入国 → 2023/08/02 出国 : 滞在日数178日
フィリピン航空:片道航空券を購入し、フィリピン入国後に復路の日程を変更 ¥130,050 –
セブパシフィック:片道航空券で往復日程確定、1月以内の捨てチケットを購入 ¥107,765 –
捨てチケットが一番?
現在コロナ禍で搭乗客が少ないためか、日本とセブの直行便は欠航になる確率が非常に高く、航空運賃も以前の倍以上となっています。しかし、9月7日から日本帰国時のPCR検査が緩和されて搭乗客が増えると、2023年以降は直行便の運航や運賃の値下がりが期待されます。
今回、フィリピン航空の往復航空券はエコノミーセーバー、エコノミーバリューでは有効期限が3か月、片道航空券では、有効期限が1年であることを知りました。最終的に、入国後1か月以内の捨てチケットを買って、往復便を確定するのが一番安上がりになるようです。
フィリピンからの捨てチケットは、マニラ発、近場のマレーシア、シンガポール、香港行きのチケットがおすすめです。(捨てチケットなので、セブ発の必要はありません。)セブパシフィック、エアアジア、ジェットスターなどのLCCのキャンペーン中は、とても安いチケットが販売されます。
細かい比較は、添付ファイルをご参照下さい。
上記情報をもとにシュミレーションを行う場合は、以下のExcelをご活用ください。
注)2022年8月現在の情報をもとに作成しておりますので、変更が生じる場合がございます。詳細はご自身で各航空会社にお問い合わせください。
航空券シュミレーション
参照サイト
*1) フィリピン共和国 大使館
*2)観光ビザ延長方法
*3)セブパシフィック予約変更手数料を廃止(2021/3/2~)
*4)キャンセルや変更にはいくらかかる?(セブパシフィック)
*5)フィリピン入国時に“捨てチケット”を使う裏ワザを徹底解説!【帰国日未定の方】