今回、過去にDAREDEMO HEROでインターンをされたことのある方にお話を伺い、当団体でのインターンを通して自分自身で変化したところ、ここでの経験が現在どのように役立っているかなどを伺いました。インターンに興味のある人や、何か新しいことに挑戦したいと思っている人の参考になれば幸いです。(※「インターン期間中の生活」に書いてあることは当時の活動内容であり、一部現在の活動内容と異なる部分があります。)
インターンをしていた時期・期間
大学を1年間休学し、2018年8月〜2019年9月の1年間、DAREDEMO HEROでインターンをしました。過去のインターン生の中でも私は少し特殊なのですが、2020年から現在にかけて日本インターンとして団体に所属しています。
2018年 1年間のインターン
インターンの動機
語学留学中にボランティアで1週間のスタディーツアーに参加した際、インターン生として活動できることを知りました。団体のことやフィリピンの教育の現状をもっと知りたいと思い、インターンをすることに決めました。
ツアーの1年後にこの場所を訪ねた際、この写真に写っている子どもたちが「HONO!」と私の名前を覚えてくれていて、とても嬉しかったのを覚えています。そのような子どもたちとの繋がりから、フィリピンの子どもたちの支援をしたいと思うようになりました。
初めて参加したスタディーツアー
インターン後の進路
2018年 大学2年の後期から1年間休学し、1年間インターン
大学では教育学を専攻していました。ゼミ論文では教育支援をする団体として当団体についても書きました。
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2022年 大学卒業
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2022年~現在 大学院
インターンを通して、今後もDAREDEMO HEROの活動に関わり続けたいと思い、さらに国際協力に関する知識をつけるために大学院に進学しました。大学院では、国際協力学・教育開発の分野を勉強しています。現在は、世界で行われる教育支援についてやセブのゴミ山に住む家庭の教育事情について研究しています。
インターン期間中の生活
主に、スタディーツアーの運営・企画、週末の日本語授業、SNSの投稿、ブログの作成を行なっていました。
印象に残っていること
一番印象に残っているのは、DAREDEMO KIDSの成長です。 一緒に過ごす時間が長かったので、1年間のインターン生活の中でかなり成長を感じる場面が何度もありました。身近で成長を見守ることができ、今でもDAREDEMO KIDSをとても大切に思っています!
インターンの経験で今に活きていること
クラウドファンディングやスタディーツアーの企画・運営など、普段なかなかできない経験をさせていただきました。元々は人前で話すことが苦手でしたが、スタディーツアーで人前で話す機会が多かったため、苦手を克服することができました。また、さまざまな人と関わる機会があったため、誰とでも気兼ねなく話せるようになりました。
このインターンを通してフィリピンの子どもたちに思い入れを感じるようになり、今後もDAREDEMO HEROの活動をサポートし続けたいと思っています。
2023年春に来比したときの写真
最後に
HONOさんは現在も日本とフィリピンを行き来しインターンとして活動しています。実際今年の春休みもセブに来て、インターン生の業務をたくさんサポートしていただきました。セブについて、当団体のことについてとても詳しく、ふと疑問に思ったことを聞くと何でも教えて下さりました。国際協力を学ぶために大学院進学という大きな決断をされていらっしゃり、HONOさんの『フィリピンの子どもたちをサポートしたい』という気持ちが本当に大きいのだなと感じました。そんなHONOさんだからこそ、今でもインターンを続けられるのだと思いました。
HONOさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!