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DAREDEMO HERO 海外インターンを終えて

DAREDEMO HERO 海外インターンを終えて
公開日:

DAREDEMO HEROのインターン生として4か月間携わらせていただきましたYunaです!

インターン生活を通して学んだことや感じたことをシェアしたいと思います。

インターン開始時のブログもございますのでこちらからあわせてからぜひご覧ください。

学んだこと

SNSやブログ等の広報業務や、季節のイベントへ向けた準備、1Dayツアー等でのゲストのアテンド、代表の同行、奨学生の週末授業等々、非常に多岐にわたる業務の一部を担わせていただきました。初めは慣れない業務、英語でのやり取りに正直苦戦しましたが、現地スタッフ、代表、タカさん、フィリピン人スタッフ、奨学生、そして同期、本当に皆さんに支えていただき学びの多い充実した日々を過ごすことができました。

そして、こうして実際にインターンとして運営に携わらせてもらったからこそ、単に支援の一遍だけではなくて、流れの中での支援の本質を学ばせてもらいました。そこには、目の前で困っている人がいるから手を差し伸べることからはもう一歩深く進み、目の前の人の人生に責任を持った形での覚悟があると感じました。この覚悟を持つことは、私にとってはとても大きなもので、毎回、弱い自分との葛藤、感情が上下しながらで、色々な支援の形に疑問ばかり浮かぶ日々もありました。しかし、現地で、現地の人たちと、五感を共有しながら、その瞬間にしか生まれない会話や感情を一日ずつ確かにリアルに感じたことから、彼らが本当に求めているものが何なのか、教育の持つ力がどれだけ偉大なのか、それを少しずつ知り、受け止め、自分事として考えられるようになっていったように感じます。

また、これらの気持ちに気付いたのは、代表のぶれない信念に強く触れる機会が、何度もあったからだとも思います。ある時はゲストに向けてのプレゼンテーションで、また、ある時は行事に向けて奨学生と代表とが話し合う場面にいて、そしてある時は面と向かって私たちインターン生の人生にも耳を傾けてくださる中で。終始一貫して、代表は、私たちへ、“食らいつくなら食らいついてこい。この社会に。”というような在り方で常に接してくれたように思いました。求めなければ、それ以上は生まれないという成長の限界も学びました。教育の観点から、貧困問題の解決に着目した理念を掲げ、そこに向けての道のりの中で、団体としてももちろん上手くいくことだけではないということ、模索しながら日々を着実に積み重ねていること、支援者との信頼が基盤にあるということを知りました。あらゆる場面で垣間見た、この団体の丁寧な歩み方は、その一つ一つが、社会問題を解決するにあたり、“困っている人を助ける”ということの、もっと具体的に、”人と人とが一緒に、幸せに生きていくって何なのか?”という視点のヒントとなり、学びになりました。

教育の持つ力とは

ここへ来る前に自分自身でたてた一つの問い「教育の持つ力とは?」。インターンを終えた今、教育は、子どもたちに希望と出逢いを与える力を持つと確信しました。異なる境遇で生きてきた人同士が交じわりを持つことは、人と人とが一緒に生きて、感情を共有していくからこそ、個としても強く在れると思うので、とても大切なことだと実感しました。しかし、実際には、そのような機会があることは日本でも本当に少ないと感じます。例えば、“お墓で生まれた人は一生お墓で生活する“”親の教育への意識が子どもの学ぶ権利に影響する“という、フィリピンの教育問題が物語っているように、貧困のサイクルを例にあげただけでも分かる程、一度根付いた負のサイクルは、途切れることはほぼないという現実を突きつけられました。しかし、DAREDEMO HEROの支援の意図を学ぶ中で、そのサイクル=機会は生み出せるものであると体験し、経験しました。知識や技能を身に付けたり、手に職をつけたりするための自立支援や、貧困地区の子どもたちに体験の機会を与える様々な取り組み、一つ一つは時間のかかる地道なステップです。しかし、このように、それらを着実に積み上げることこそが、何か踏み出す時に必要なはじめの一歩であると学びました。

このような経験から、想いを持った人が信頼という土台を時間をかけてつくり続ければ、組織として着実に、届けたいところへ大きな力を最終的に届けることができるという、支援に対する覚悟ある姿勢を学びました。また、新しい経験や出逢いは、教育により広げることができると知りました。そして日々の業務の一つ一つに、実は、豊かさとは?幸せとは?に対する、頭ではなく心が納得する解の小さなヒントのようなものが隠されていたように、身近に大切なことは全部あると改めて学びました。私の場合は、世界に目を向けて初めて、自分の想像する世界の内も外も大切なことは全て同じだとようやく実感しました。そして、これらすべての基盤は、信頼であることを心に刻みました。これは、このインターンでのとても貴重な経験でした。

感じたこと

実際に自分の足で赴き、五感を研ぎ澄ますと、人がより人らしく生きていく中で共通して大切なことを体感し、正しいものにたどりつけると感じました。自ら赴き、そこにいる人との対話の中と自分の目で根拠のある事実を知る。行動力と想いが重なれば、周りの人の心に何らかの形で響き、想像してもないところから新たな次の道が開けるという偶然があると知ったからです。そのため、自らの想いがある場所に赴く、そして想いを行動に移し続けることは当たり前ですが、とても大切なことだと改めて実感しました。

また、赴いた後、一緒に心と身体を動かしながら共に過ごすことも大切であると感じました。既存の概念に縛られずに、目の前の人と全力で向き合うことは、世界を正しく広げてくれるものだと実感したからです。インフラが整っていない、物が豊かではない、かわいそう、発展途上国と聞くとほとんどの人が想像するだろうこと。しかし、これらは本当に想像の一部でしかないものでした。実際は、不足に目を向けるよりもはるかに、目の前にある確かな幸せに惹きこまれ、感動を与えてもらいました。毎日、小さな有難みにたくさん気付かせてもらいました。そのため、自分の現段階の想像力で、物事を判断し発言する人生よりも、もっと人と人とが支え合うことが当たり前の豊かな人生があると気付かせてもらいました。そして、想像力を広く持ち、柔軟な物事の捉え方ができる人で在りたい、その場の空気や人々の感性に触れることから想起する言葉を丁寧に使える人で在りたいと強く感じました。

これから大切にしていきたいこと

私は、インターン生活を通して、様々な人に出逢いました。そして、人が幸せを感じて生きるための大切なことを学びました。それは、誰かを喜ばせようとするときに、人は喜びを感じるし、想いを行動に移すことで、人と繋がれることです。このような想いの種は、たとえ時間はかかっても必ず相手の心に少しずつ浸り、いつしかいつのまにかどこかでやさしい花をぽっと咲かせるのではないかなと感じました。これは、育つ環境や人種などを超えて、“人”が共通して持つ誇れる力だと実感しました。そして、感性を磨く努力をし続けることは、すべての出会いに感謝する気持ちや、出逢いの縁を自分から求め続けることを忘れないためにも大切なことのひとつだと思いました。

このように、日々、出逢いの連続で、様々なことを感じていたのですが、行き詰まることもありました。それは、地域支援や奨学生との日々の関わりの中で、壮絶な境遇や環境の中で育つ彼らに出会った時、自分がどのように目の前の子へ言葉や表現を通じてできることがあるのか、ということでした。共に過ごす時間が長いと、目の前の人の人生の一部に触れていると実感が増し、このような時、自分がどう在れるかに、これまでどれだけ人と真剣に関わってきたかが試されると思いました。これまでの経験や既に知っている気持ちから言葉を紡ぐことは勿論大切ですが、母国語でない言語、かつ、感覚や価値観が異なるからこそ、繕った言葉は私自身がまず気持ちが悪く感じ、うまく伝えられないもどかしさを感じる時も多くありました。しかし、この時、フィリピンのみんなは、言葉ではない表現方法でいつも寄り添ってくれました。その彼らの姿から、行き詰まった時こそ、目の前の人の言葉全てを受け止め、ただ側に居る、この在り方は人の心を温めてくれる、その時の自分にできるとても素敵な精一杯だと学びました。

これらの経験を経て、私はインターン生活で“大切なことは目に見えない”ことを深く学びました。これは、想いが根底にあり、はじめて、人と人の心を繋ぐということだと思っていて、言葉だけでない多彩な表現力を持つフィリピン人のみんなと過ごしたからこそ得た感性であったと思います。そして、その、まっさらな気持ちに、どうやって色をつけていくかは、自分次第であると心底思いましたし、その後の行動力が自分自身を成長させる幅を決めるとも実感しました。行き詰まりを感じ、悩んだ時こそ、あえて、難しいことは考えず、実は、大切なことはシンプルですぐ側にあるということをこれからも忘れないでいたいです。そして、豊かさや幸せの本当の姿は、このような、ただ純粋に目の前の人を想い小さな一歩を進み続ける人の温かさがあること、それに尽きるのではないかと思いました。共に生きていく、ということは、きれいな感情の面だけではやりきれなかったり、希望を失ったりすることもたくさんあります。しかし、人の幸せの瞬間は、決してお金のものさしでは測れない。内から溢れ出る最っ高にキラキラしたもの。これを心の根っこにおいて生きていこうと思いました。だから、勝手な偏見で物事や人の幸せを決めつけたくないとも強く思いました。これらの気持ちは、日本にいた時にもある方々から実感させてもらったことがありますが、ここでの経験が重なり、それをさらに、自分事として、自分の心で語れるものができたと感じます。そして、これからも色々な感情や人に自分から出逢いにいく原動力を与えてもらいました。ここで与えてもらった幸せの原動力を、今度は私が周りの人、世界へ、与えられる人になります。

インターンの参加を検討している方々へ

一歩踏み出して、世界で起きている問題について一度、自分事として考えてみませんか?生きるということ、支援の本質を、自分次第で多面的に見つけられる時間になると思います。難しいことは考えず、心が惹きつけられたタイミングが一歩を踏み出す瞬間です。もし、インターンに興味ある方はぜひこちらをご覧ください!!

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