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グレース、セブ大学を卒業しました
いつもDAREDEMO HEROの活動、そして子どもたちへのご支援をありがとうございます。
今回は、小学3年生の頃からDAREDEMO HEROの奨学生として学んできたグレース(Mary Grace P. Eguinto)の大学卒業についてご報告します!
グレースは先月、セブ大学の中等教育学部・英語専攻を卒業し、大学の学位を取得しました。
卒業生の中でも特に優秀な学生に贈られる最優秀優等賞を受賞し、教員教育学部の卒業生621人の中で14位、英語専攻102人の中では6位という成績を収めました。
また、在学中は学生自治会やさまざまな組織で役員を務め、大学から3つの指導者賞も授与されています。さらに、学生として本の共同執筆にも携わり、著作権を取得しました。
ここからは、グレースがどのような環境で学び、どのような経験を重ねて大学卒業までたどり着いたのかをご紹介します。

厳しい環境の中でも、学び続けたグレース
現在のグレースからは想像しにくいかもしれませんが、奨学生になった当初は、活動中も少し恥ずかしそうにしている子どもでした。
一方で、授業にはいつも真面目に取り組み、分からないことがあれば積極的に質問する姿がありました。
グレースが大学を卒業するまでには、さまざまな困難がありました。
家族6人で一つの部屋に暮らし、お母さんは定職に就くことが難しい状況でした。グレースの学費や学校に必要な費用を少しでも支えるため、お母さんは学校の教室を掃除し、その対価としてお米などを受け取っていました。
グレース自身も、学校が終わった後、お母さんの仕事が終わるまで教室で本を読みながら待つ日々を過ごしていました。
また、感染症の流行期間中には、学業へのプレッシャーや時間のやりくりに悩み、体調を崩した時期もありました。
それでも、家族やDAREDEMO HEROのスタッフ、そして支援者の皆さまに支えられながら学業を続け、小学校、高校、大学を通して優秀な成績を収めてきました。


学びを通して広がった世界
グレースにとって、DAREDEMO HEROとの出会いは、教育を続ける機会を得るだけでなく、自分の視野を広げるきっかけにもなりました。
日本語や日本文化を学び、日本語能力試験5級に合格。日本への教育研修旅行にも参加しました。
さまざまな人と交流する中で、以前は人前で話すことを恥ずかしがっていたグレースも、少しずつ自分の考えを伝えられるようになりました。
大学では学生組織のリーダーとして活動し、3つの指導者賞を受賞するなど、学業以外の場でも積極的に活動しました。
グレースは、これまでの経験について次のように話しています。
「自分を信じて支えてくれる日本の皆様がいたからこそ、夢は現実になるのだと学びました。私の夢は、私一人の野心ではなく、これまで私を信じて応援してくださったすべての方々の希望でもあるのだと気づいたんです」


セブ大学での挑戦
セブ大学では中等教育学部・英語専攻に進み、教師になるための専門的な学びを続けました。
その中で、卒業生621人の中で14位、英語専攻102人の中では6位という成績を収め、最優秀優等賞を受賞しました。
また、学生自治会やさまざまな組織で役員を務め、大学から3つの指導者賞も授与されています。
さらに、在学中には学生として本の共同執筆にも携わり、著作権を取得しました。
勉強だけではなく、さまざまな活動に挑戦しながら、自分の専門性とリーダーシップを磨いてきました。


次の目標は「教師になること」
現在グレースは、2026年12月に予定されている公認教師資格試験の合格を目指して勉強を続けています。
資格取得後は教師として働き、自分が学んできた知識や経験を次の世代の子どもたちに伝えていきたいと考えています。
また、英語専攻で学んだ知識を活かし、将来的にはフィリピン国内だけでなく、海外で子どもたちに英語を教えることにも挑戦したいと話しています。
さらにその先には、修士号、博士号の取得も目標として掲げています。
小学3年生だったグレースは、13年間の学びを経て、今度は自分が子どもたちを教える立場を目指しています。

13年間の成長を支えてくださった皆さまへ
ここまで学び続けることができたのは、グレース自身の努力だけでなく、長年にわたって彼女の成長を支えてくださった里親会員の皆さま、支援者の皆さまの存在があったからこそです。
教育を受ける機会を得たこと。
日本語や日本文化に触れ、さまざまな人と交流したこと。
そして、自分の将来について考え、挑戦する機会を得たこと。
こうした一つひとつの経験が、現在のグレースにつながっています。
これまでグレースを支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
DAREDEMO HEROは、これからもグレースの新たな挑戦を応援していきます。
教師になるという次の目標に向かって進むグレースを、これからも温かく見守っていただければ幸いです。




