今回は、フィリピンの女の子にとって「生理」がどんなものか、まとめてみました。

ナプキンは小売り!

日本ではナプキンは袋売りが主流です。多くは24個入りなどで、300円~500円ほどで購入ができます。
一方フィリピンでは、袋売りの場合8個入りなど小さなものが多く、価格は40円~100円程度です。しかし、貧困層の子どもたちにとって、この40円は非常に大きな負担です。

その為、子どもたちは基本的に、サリサリストアーと呼ばれる小さなお店で、小売り(1個約15円)で購入しています。とてもお手頃に感じますが、15円があれば菓子パンとビニール袋に入ったお水が買えます。お腹がすいている時には、手元にあるお金をどう使うか、選択が迫られます。

このように小売りで買えば、もちろんまとめて買うよりも高くなります。しかし、まとめて40円を払うことのできない多くのフィリピン人は、割高だとわかっていても、その都度小売りで購入します。

高いから大事に使う?

ナプキンは通常2時間から3時間おきに代えることが推奨されています。しかし、貧困層にとってはナプキンは高価なため、子どもたちの多くは1日に2回~3回しか交換しないそうです。不潔なナプキンを使い続けることは、細菌の繁殖につながり、非常に危険です。DAREDEMO KIDSの中にも健康診断の際に、深刻な尿路感染症と診断される子どもたちがいました。

DAREDEMO HEROでは子どもたちの健康を守るために、必要な際には子どもたちにナプキンを無料で提供しています。この現状を知ったご支援者様が、支援物資にナプキンを入れてくれています。また、語学留学を終え、日本に帰る際に持ってきすぎてしまったナプキンをご寄付くださるサポーターの皆様もおります。
日本のナプキンは非常にクオリティーが高く、子どもたちはとても喜んでいます。ナプキンの提供をしてからは、尿路感染症の症状が改善されました。

トイレにティッシュがない!?

フィリピンを訪れる日本人の多くが驚くポイントの一つに、トイレに紙がない事があげられます。それ以前にトイレには便座がなく、基本的には腰かけて用を足すことができません。さらにティッシュは便器に流すことができず、備え付けのゴミ箱に捨てなければいけません。
このような全く違ったトイレ環境の中で、驚くことにフィリピン人は用を足した後にティッシュで拭かずに、そのままパンツをはく人が多いです。普段は問題ありませんが、生理の際にはやはり衛生面が心配されます。
子どもたちには、生理の際の正しいケアの方法なども教えています。

DAREDEMO HEROでは、子どもたちと様々な話をします。なかなか話しづらいこのような話もオープンにすることで、子どもたちの健康を守ることができています。
貧困層の子どもたちには、深く話しあわなければ分からない、間違った生活の習慣や慣習がたくさんあります。

信仰や文化を尊重しながらも、子どもたちの健康に害のあることは、日々改善していけるよう取り組んでいます。

いつもナプキンをご提供いただくご支援者様、サポーターの皆様に心より感謝いたします。